2010/2/06 新華.net

日本の神戸港、中国消費市場を見据え新たな物流モデルを設立 神戸市副市長であり神戸港振興協会会長も務める鵜崎功は4日、日本食に対する中国市場からの需要が日に日に大きくなる現状に対応するため、神戸市政府と関連企業が共同で“刷新的な物流運輸モデル”を開発したこと、そして今後中国の消費者に新鮮な日本の美味しい食品を提供していくことを発表した。

聞くところによると、この度“cangofu.com”というウェブサイトが新設され、代理店がインターネットを通じ食品メーカーへ直接商品を発注すると、ネット上での決済を経た後、物流会社が最速の方法で新鮮な食品を上海まで送る。ちなみにこのウェブサイトは、中国語、日本語、英語3ヶ国語による閲覧が可能だ。

4日、日本貿易振興機構、上海市婦女連合会、日本神戸市が共催する第2回日本神戸グルメ文化フェスティバルが上海花園飯店で幕を開けた。展示された500種類以上の食品中300種類以上の日本食品が上海では初お目見えとなり、年越し用品の購入に忙しい上海市民に新たな選択肢を提供した。

神戸港は日本食品の最大輸出港の一つであり、日本酒、インスタントラーメン、わさび、キャンディ、梨の輸出量では日本一を誇る。統計によると、神戸港の食品輸出額の中ではアジア各地への輸出が7割を占め、そのうち中国向けは37%で第一位となっている。